後遺症事例11

示談金増加額 約500万円

バイク走行中の自動車接触で、むちうち症・肩関節亜脱臼を負った事例 (後遺障害12級)

当初提示額

3,213,869

最終示談額

8,217,305

交渉後の増加額

5,003,436

傷害状況

右肩鎖関節脱臼・頚椎捻挫・左背部挫傷

後遺症認定

後遺障害12級5号

治療期間

476日

解決方法

交渉による示談

交渉期間

約1ヶ月

交渉のポイント

入通院慰謝料、後遺症慰謝料、後遺症に伴う逸失利益

交通事故の概要

Bさん(40代・男性/会社員)は、神奈川県横浜市内の幹線道路をバイクで走行中、側道から合流してきた自動車に接触されて転倒し、大ケガを負ってしまいました。

この交通事故で、被害者Bさんが負ったケガの傷害名は、右肩関節亜脱臼、頚椎捻挫、左背部挫傷です。

治療に要した期間は476日、実際に通院した日数は61日という、長期間の治療を要しました。

治療終了後、自賠責保険に後遺症の認定申請し、後遺症第12級5号(鎖骨に著しい変形を残すもの)が認定されました。

保険会社から送られてきた示談案は、自賠責保険の基準に少し上乗せした程度の提示額で、かなり低額なものでした。

そこで、Bさんは交通事故を得意分野とする弁護士に相談することを決意。

インターネット検索を経て、当弁護士のホームページを見つけ、お問い合わせをいただきました。

弁護士交渉〜介入から解決まで〜

Bさんからお問い合わせを受けた当弁護士は、電話相談の上、即日ご依頼いただくこととなりました。

問題となっていた項目は、これら3点です。
①入通院慰謝料
②後遺症慰謝料
③後遺症に伴う逸失利益
たしかに、保険会社の示談金の提示はあまりにも低額なものでした。

当弁護士は、Bさんと郵送で委任契約書を取り交わした後、さっそく保険会社に対し、①入通院慰謝料、②後遺症慰謝料、③後遺症に伴う逸失利益のすべての項目について、裁判基準(弁護士基準ともいいます)での請求を行いました。

示談交渉の結果は、次のとおりです。
①入通院慰謝料については、ほぼ満額
②後遺症慰謝料については、満額
③逸失利益については、約320万円の増額
上記の示談金を得ることに成功しました。

Bさんには、10パーセントの過失がありましたが、それでも約500万円の増額が得られた交通事故事案です。
なお、示談までに要した期間は約1ヶ月です。

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弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴35年。交通事故取扱開始から21年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2023年末で累計2,057件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2024年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高報酬制」で交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。