交通事故事例5
示談金増加額 約51万円
自転車走行中、タクシーに接触されて右肩関節を負傷した事例
当初提示額
1,131,100円
最終示談額
1,647,000円
交渉後の増加額
515,900円
傷害状況
外傷性右肩関節拘縮
後遺症認定
後遺症なし
治療期間
実入通院269日
解決方法
交渉による示談
交渉期間
約1ヶ月
交渉のポイント
入通院慰謝料(傷害慰謝料)
交通事故の概要
栃木県宇都宮市にて、自転車で車道を走行中に、後方から走行してきたタクシーに接触され転倒し、負傷した事案です。
この事故で、Aさんは、右肩を強打し外傷性右肩関節拘縮という傷害を負いました。
治療期間は570日に及びその間に入院11日、通院は258日を数えました。
Aさんは治療終了後に保険会社から示された示談の案が妥当なものかを弁護士に判断してもらいたいということで、当弁護士への相談となりました。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
当弁護士が示談案を精査したところ、入通院慰謝料(傷害慰謝料)に問題がありましたので、その旨Aさんに伝えたところ、交渉を望み、受任となったものです。
受任後、入通院慰謝料につき、弁護士基準(裁判基準)により保険会社と交渉を行い、その結果、慰謝料を弁護士基準の90パーセントまで増額することに成功しました。
増加額は約51万円です。
後遺症がなくとも入院治療を伴う傷害だったため、50万円を超える慰謝料増額を得ました。
保険会社の言うがままに示談することは得策でないという一例と考えます。
交渉期間としては、解決までは約1ヶ月ですので、一般的に要する期間と言えましょう。