後遺症事例14

示談金増加額 約438万円

同乗中の自損事故で、むちうち・顔面醜状の傷害を負った事例 (後遺症11級7号)

当初提示額

11,281,273

最終示談額

15,662,106

交渉後の増加額

4,380,833

傷害状況

顔面醜状・頚椎捻挫
・腰椎捻挫ほか

後遺症認定

後遺障害11級7号

治療期間

974日(内86日入院)
※実通院日数:49日

解決方法

交渉による示談

交渉期間

3ヶ月

交渉のポイント

入通院慰謝料、後遺症慰謝料、後遺症に伴う逸失利益

交通事故の概要

東京都品川区の路上にて、友人の自動車に同乗してドライブの最中、運転者である友人が不注意による自損事故を起こし、負傷してしまった交通事故の事例です。

この交通事故でDさん(20代・男性/会社員)は、腰椎捻挫・圧迫骨折したほか、頚椎捻挫(けいついねんざ)、顔に外貌醜状(がいぼうしゅうじょう)の大ケガを負いました。
腰椎捻挫と頚椎捻挫は、いわゆる「むちうち症」「むちうち損傷」のことです。

被害者Dさんのケガの状態は非常に重く、その治療に要した期間は、なんと974日。
そのうち、86日間もの入院治療が必要となりました。退院後、実際に通院した日数は49日です。

症状固定後、後遺症の等級認定請求を行ったところ、11級7号(脊柱に変形を残すもの)という高い級が認定されたため、被害者Dさんは、保険会社との示談交渉に関し、交通事故の専門家に相談することを決意されました。

被害者Dさんは、任意保険に弁護士費用特約を付加していませんでした。
そのため、できるだけ弁護士報酬を抑えられる法律事務所に相談したいと考え、インターネットで【着手金なし】【基本料金なし】とする弁護士を検索したところ、当弁護士のホームページを見つけ、まずは、メールフォームからの無料相談を利用されることになりました。

当弁護士は、被害者Dさんからのご相談メールを拝見後、お電話で交通事故の概要や状況などの詳細をヒアリングしました。
被害者Dさんは東京都内にお住まいの会社員でしたが、ケガの影響で体調が優れず自宅療養中でしたので、資料はメールにてお送りいただきました。
当弁護士は、被害者Dさんから資料を受領後、さっそく適正な金額について検討しました。

被害者Dさんに、示談金増額の見込みや完全出来高報酬(当弁護士独自の料金システム)についてお伝えしたところ、「弁護士費用特約がなくても費用倒れすることなく、保険会社との示談金額を増額させたい」ということで、受任に至りました。

弁護士交渉〜介入から解決まで〜

保険会社からの示談金の提示は、入通院慰謝料、後遺症慰謝料、後遺症にともなう逸失利益、これら全てが低額となっていました。
受任後、当弁護士は、全ての項目について裁判の基準による請求を行いました(なお「裁判基準」は「弁護士基準」ともいいます)。

およそ3ヶ月間の交渉の結果、入通院慰謝料についてはほぼ満額、後遺症慰謝料については満額、逸失利益についても請求額の約80パーセントの金額で、和解が成立しました。
残念なことに、被害者Dさんはシートベルトをしていなかったため、10パーセントの過失をとられてしまいました。
それでも、約438万円という大幅な増額となりました。
具体的な交渉の経緯は以下のとおりです。

【保険会社からの当初提示額】
●入通院慰謝料:1,890,000円
●後遺症慰謝料:2,200,000円
●逸失利益:8,444,747円
●過失相殺:1,253,474円(シートベルト未着用として10%の過失)
=合計:11,281,273円

【弁護士交渉による請求額】
●入通院慰謝料:2,690,000円
●後遺症慰謝料:4,200,000円(11級7号)
●逸失利益:12,684,787円(年収約354万円、労働能力喪失率20%、喪失期間46年で計算)
●過失相殺:1,957,478円(シートベルト未着用として10%の過失)
=合計:17,617,309円

【示談金の増額結果】
●入通院慰謝料:2,679,500円(ほぼ満額)
●後遺症慰謝料:4,200,000円(満額)
●逸失利益:10,522,840円(請求額の約8割)
●過失相殺:1,740,234円(シートベルト未着用として10%の過失)
=合計:15,662,106円

逸失利益以外、ほぼ満額回答という結果でした。
弁護士費用特約がなくても、当弁護士の独自の料金システム「完全出来高報酬制」なら、費用倒れの心配なく、保険会社との示談交渉をご依頼いただけます。まずはお気軽に無料相談をご利用ください。

交通事故のご相談は、【全国対応】【何度でも無料】です。
北海道から沖縄まで全国どこでも、電話・メール・FAXにてお受けいたします!
なお、東京都内にお住まいでも、当事務所までお越しいただくことなくご依頼可能です。外出が困難な方、お仕事などで御多忙な方も、ご遠慮なくお問い合わせください。

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※大変申し訳ございませんが、加害者側のご相談はお受けできません。



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弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴35年。交通事故取扱開始から21年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2023年末で累計2,057件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2024年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高報酬制」で交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。