交通事故事例6
示談金増加額 約31万円
赤信号を停車中に追突され、むちうち症となった事例
当初提示額
411,600円
最終示談額
730,000円
交渉後の増加額
318,400円
傷害状況
頚椎捻挫(むちうち症)
後遺症認定
後遺症なし
治療期間
134日(実通院49日)
解決方法
交渉による示談
交渉期間
約1ヶ月
交渉のポイント
傷害慰謝料(通院慰謝料)
交通事故の概要
岡山県倉敷市内の交差点で赤信号により停車中に、後方から来た前方不注視の自動車に追突されて負傷した交通事故の事案です。
この交通事故で、Cさんは「頚椎捻挫(けいついねんざ)」と診断され、約4.5ヶ月の治療を経て、症状固定に至りました。
Cさんは、ご自身の自動車の任意保険で弁護士費用特約に加入していたため、相手方任意保険会社の示談金の提示を待つことなく当弁護士への依頼となっています。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
交渉の対象は、傷害慰謝料(通院慰謝料)です。なお、被害者に過失はありません。
相手方任意保険会社が提示してきた金額は自賠責基準でしたので、当弁護士は、Cさんの通院実績に応じた弁護士基準(裁判基準)による傷害慰謝料を提示しました。
保険会社から当初提示された慰謝料の額は411,600円でした。
それに対して、当弁護士は通院4.5ヶ月として730,000円の慰謝料(裁判基準)を提示しました。
当弁護士が示談交渉を進めた結果、弁護士基準(裁判基準)の満額による示談に成功しました。
裁判を経ることなく満額での示談で、増加額は318,400円となりました。
裁判によらない交渉では、提示額(裁判基準)の80%から90%での和解となるのが一般的ですから、大成功の事案です。
弁護士報酬はそのすべてが弁護士費用特約から支払われましたので、Cさんの報酬負担はありませんでした。
このように、弁護士報酬特約は便利な特約であり、費用もわずかなものです。
もしもの時に備えて、ご自身の任意保険に是非とも加えておいてもらいたい特約です。