交通事故事例9
示談金増加額 約22万円
交差点で後続車(タクシー)に追突され、むちうち症となった事例
当初提示額
285,600円
最終示談額
500,000円
交渉後の増加額
224,400円
傷害状況
頸椎捻挫・腰部挫傷
後遺症認定
後遺症なし
治療期間
3.4ヶ月
解決方法
交渉による示談
交渉期間
0.6ヶ月
交渉のポイント
傷害慰謝料(入通院慰謝料)
交通事故の概要
滋賀県守山市内の交差点にて停車中に、乗客に注意をとられていたタクシーに追突され、負傷した事案です。
Lさんは交通事故の当日、整形外科に通院し、医師から、むちうち症(頸椎捻挫及び腰部挫傷)との診断を受けました。
その後、その整形外科に3.4ヶ月通院を継続し、症状固定となりました。
通院期間が6ヶ月を超えていないため後遺症の認定は困難でしたので、自賠責への後遺症認定請求は行っておりません。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
Lさんは通院終了の後、相手方保険会社から示談案の提示を受けましたが、傷害慰謝料の額に納得がいかず、また自身の任意保険に弁護士費用特約が付加されていたことから弁護士費用もかからないため、慰謝料の増額を希望して、当弁護士へのご相談となりました。
無料相談を経て、相手方保険会社との示談交渉では、慰謝料につき弁護士基準(裁判基準)で計算した590,000円で請求を行うという方針を立てました。
当弁護士は、Lさんより受任後、その方針に従った慰謝料を請求した後、交渉を開始しました。
0.6ヶ月の交渉の後、当初285,600円であった慰謝料を500,000円まで増額させました。
請求額であった590,000円の84パーセントという結果です。
9万円という差額は裁判するという差ではなく、示談成立となりました。
示談金増加額は、約22万円です。