交通事故事例13
示談金増加額 約69万円
後遺症は無いものの、休業損害と慰謝料の示談額が、当初提示額の2倍以上となった頸椎捻挫の事例 (後遺症なし)
当初提示額
652,208円
最終示談額
1,323,730円
交渉後の増加額
696,363円
傷害状況
頚椎捻挫
後遺症認定
後遺症なし
治療期間
5.3ヶ月
解決方法
交渉による示談
交渉期間
3週間
交渉のポイント
休業損害、傷害慰謝料
交通事故の概要
Hさん(35歳/主婦)は、広島県安芸郡で、右折待ちで停車中、後方から走行してきた、前方不注意の自動車に追突されました。
Hさんには過失はありませんので過失相殺はありません。
この事故により、Hさんは、むちうち症(頚椎捻挫)の傷害を負い、5.3ヶ月の治療の後、症状固定となりました。
自賠責保険への後遺症認定請求は行っていませんので、後遺症の認定はありません。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
Hさんは、以前にも交通事故に遭っており、その際、当弁護士が受任して増額に成功した経緯から、保険会社から出された示談案を、特に検討することもなく、当弁護士への依頼となりました。
示談案の内容を精査したところ、Hさんへの提示には、「休業損害」「傷害慰謝料」の2項目に問題がありました。
当弁護士は依頼後、ただちに、弁護士基準(裁判基準)による金額で交渉を開始し、約3週間後に、示談を成立させました。
その内容としては、
●休業損害が約2倍に【239,400円→495,900円】
●傷害慰謝料は弁護士基準(裁判基準)の満額【404,978円→820,000円】
というものです。
増加額の合計は695,363円で、当初の提示に比べて2倍以上となりました。
後遺症の認定がなくとも、70万円近い増額という結果です。