死亡事例2
示談金増加額 約1,000万円
自転車で走行中に乗用車にはねられ死亡、傷害慰謝料と死亡慰謝料が大幅増額した交通事故事例(死亡事例)
当初提示額
31,632,500円
最終示談額
41,618,634円
交渉後の増加額
9,986,134円
傷害状況
死亡
後遺症認定
死亡
治療期間
6.2ヶ月
解決方法
交渉による示談
交渉期間
2ヶ月
交渉のポイント
傷害慰謝料、死亡慰謝料、死亡による逸失利益、葬儀費用
交通事故の概要
広島県福山市にて、自転車で道路を走行中、背後から来た乗用車に衝突され、6.2ヶ月の入院治療を経て、死亡した交通事故事例です。
相手方保険会社の示談案の提示が低額であったため、被害者のご遺族からご相談を受け、依頼となりました。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
当弁護士はご遺族から依頼を受け、さっそく保険会社からの提示された示談案の内容について検討しました。
検討したところ、傷害慰謝料、死亡慰謝料、死亡による逸失利益、葬儀費用に問題がありました。
当弁護士は、それらの全ての項目につき、弁護士基準(裁判基準)による算定額で提示を行い、相手方保険会社との示談交渉を開始しました。
なお、被害者は6.2ヶ月の入院の末に亡くなったため、その入院期間の傷害慰謝料が発生します。
およそ2ヶ月に及ぶ示談交渉の結果、
傷害慰謝料及び死亡慰謝料については、弁護士基準の約92パーセントまでの増額に成功しました。
死亡逸失利益については、年金収入を基礎に生活費控除率を40パーセントとして、控除率を低めに設定し請求していた関係で、生活費控除率50パーセントでの示談となりました。
合わせて、示談金の増加額は約1,000万円となりました。
なお、被害者は、生前に自身の任意保険に弁護士費用特約を付加していたため、依頼者(ご遺族)の弁護士費用の負担はありませんでした。
弁護士費用特約は、被害に遭われたときに非常に便利な特約ですので、是非ご加入されることをお勧めします。