後遺症事例48
示談金増加額 約470万円
信号無視の自動車に衝突され顔面骨折、慰謝料と逸失利益が増額した交通事故事案(後遺障害12級)
当初提示額
2,240,000円
最終示談額
6,947,646円
交渉後の増加額
4,707,646円
傷害状況
顔面骨多発骨折ほか
後遺症認定
後遺障害12級13号
治療期間
約12ヶ月
解決方法
交渉による示談
交渉期間
約2週間
交渉のポイント
後遺障害慰謝料、後遺障害に伴う逸失利益
交通事故の概要
東京都内の信号のある交差点で起こったバイク対自動車の衝突による交通事故事例です。
被害者のKさん(20代・男性/会社員)がバイクで直進中、交差点の左側から信号無視の自動車が入ってきたため衝突・転倒し、大ケガを負ってしまいました。
相手方自動車の信号無視による衝突事故ですので、被害者Kさんに過失はまったくありません。
この交通事故により、被害者Kさんは顔面を複雑骨折し、21日間もの入院治療を余儀なくされ、症状固定まで約1年間の治療を要しました。
約1年間の治療を経て症状固定後も、被害者Kさんの顔面や左上腕にはキズが、神経には障害が残ってしまいました。
相手方保険会社を通じて自賠責保険に後遺障害認定の請求を行ったところ、顔面多発骨折後の頭部の手術痕や、左上腕挫創後の左上腕の瘢痕は後遺障害が認められませんでしたが、顔面に関しては、局部に頑固な神経症状を残すものとして12級13号が認定されました。
後遺障害の認定が下りた後、相手方保険会社から損害賠償額の計算書(示談案)が届きました。
被害者Kさんは、その示談内容に納得できず、交通事故分野における実績が豊富な弁護士に増額交渉を依頼しようと決意。
インターネットで弁護士検索したところ、当弁護士の実績豊富かつ完全出来高制という報酬体系に惹かれ、お電話にて無料相談をご利用になられました。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
【弁護士介入】
被害者Kさんから、相手方保険会社の計算書や、後遺障害に関する書類一式をFAXでお送りいただき、当弁護士がその内容を検討したところ、後遺障害慰謝料および後遺障害に伴う逸失利益について問題があることが判明しました。
その旨を被害者Kさんにご説明したところ、増額交渉を強く希望され、完全出来高報酬プランにてご依頼いただくこととなりました。
ご依頼を受け、当弁護士はさっそく相手方保険会社に対し、介入通知を送るとともに裁判基準で算定した損害賠償額を請求し、示談交渉を開始しました。
具体的な交渉経緯は以下のとおりです。
【相手方保険会社の当初提示額】
①後遺障害慰謝料…2,240,000円
②後遺障害に伴う逸失利益…上記慰謝料に含む
合計金額 2,240,000円
【当弁護士の請求額】
①後遺障害慰謝料…2,900,000円
②後遺障害に伴う逸失利益…8,066,338円(基礎収入3,262,000円、喪失率14%、喪失期間44年)
合計金額 10,966,338円
【示談成立・解決】
①後遺障害慰謝料…2,900,000円(満額回答)
②後遺障害に伴う逸失利益…4,047,646円(基礎収入3,262,000円、喪失率14%、喪失期間12年)
合計金額 6,947,646円
⇒増加額 4,707,646円
【弁護士から一言】
本件は、後遺障害に関する損害賠償額が非常に少なく見積もられていたところ、当弁護士の示談交渉により、慰謝料は満額回答、逸失利益も大幅に増額させることができました 。
なお、喪失期間が44年の請求であるのに12年では短いと感じられるかもしれませんが、44年自体が、裁判基準を大幅に超えた請求ですので、示談結果は妥当なものです。
交渉期間約2週間での示談成立ですので、スピード解決といった点でも成功事例といえるでしょう。
当弁護士は、交通事故の被害者ご本人やそのお身内の方からのご相談は、何度でも無料で承っております。
全国各地、お電話・メール・FAXにて、弁護士が直接ご相談をお受けしていますので、お気軽にご利用ください。