後遺症事例29
示談金増加額 約102万円
家族が運転する車に同乗中に追突され、むちうち症を負った事例(後遺障害14級9号)
当初提示額
1,491,700円
最終示談額
2,521,035円
交渉後の増加額
1,029,335円
傷害状況
頚椎捻挫・腰椎捻挫
後遺症認定
後遺障害14級9号
治療期間
7.6ヶ月
解決方法
交渉による示談
交渉期間
1ヶ月
交渉のポイント
傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、後遺障害に伴う逸失利益
交通事故の概要
東京都目黒区の路上にて、Uさん(会社員)がご家族の運転する自動車に同乗中、前方不注視の後続車に追突されて、負傷した交通事故の事例です。
この交通事故により、被害者Uさんは、むちうち症(頚椎捻挫、腰椎捻挫)の傷害を負い、治療期間は7.6ヶ月を要しました。
症状固定となり治療を終えた後に、被害者Uさんは、自賠責保険へ後遺障害認定の申請を行い、後遺障害14級9号(局部に神経症状を残すもの)が認定されています。
相手方保険会社が提示してきた示談金額が自賠責保険程度という非常に低額な内容だったため、当弁護士への依頼となりました。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
【弁護士介入】
当弁護士が検討したところ、示談交渉に際して増額すべき項目は、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、及び、後遺障害に伴う逸失利益でした。
なお、追突事故のため、被害者Uさん側に過失はありません(相手方に過失100%)。
当弁護士は、受任後、ただちに交渉を開始しました。
保険会社からの提示額は、全体的に自賠責基準程度のものだったので、当弁護士は、傷害慰謝料や後遺障害慰謝料については、裁判基準(弁護士基準)による請求を行い、また後遺障害に伴う逸失利益については、労働能力喪失期間を、裁判基準(弁護士基準)を超える7年で計算して、保険会社に請求しました。
【示談成立・解決】
当弁護士による交渉の結果、傷害慰謝料と後遺障害慰謝料は、裁判基準(弁護士基準)100%の満額回答となりました。
その内容としては、次のとおりです。
●傷害慰謝料:741,700円→1,010,000円 ★満額!
●後遺症関連:合算750,000円→1,511,035円 ★後遺障害慰謝料は満額!
⇒増加額 1,029,335円
【弁護士から一言】
障害慰謝料と後遺障害慰謝料は請求金額の満額回答で、裁判基準100%での示談成立となりました。
後遺障害に伴う逸失利益は、労働能力喪失期間について「7年」で請求したのに対し「4年」での示談となりましたが、実際の裁判基準(弁護士基準)は「5年」ですので、ほぼ裁判基準(弁護士基準)の結果と言えます。
約1ヶ月という短期間の交渉で、総額約102万円の示談金増額となりました。
被害者Uさんはご加入の任意保険に弁護士費用特約を付加されていなかったため、費用倒れの心配が一切ない料金プラン「完全出来高報酬制」にてご依頼いただきました。
◎弁護士費用は完全出来高報酬制
当弁護士の完全出来高報酬制は、着手金不要で、示談金が増額した分の一定割合だけが弁護士費用となる料金体系です。任意保険に弁護士費用特約を付けておらず、弁護士に支払う報酬によって費用倒れを心配されている方も安心してご利用いただけます。
※弁護士費用特約とは、交通事故の被害者となって弁護士に示談交渉を依頼した際の弁護士報酬等を保険会社が負担してくれる特約です。
万が一に備え、弁護士費用特約を任意保険に付加されることを強くお勧めします。
◎全国対応!ご来所不要
本件のご依頼者は東京都内にお住まいでしたが、一度も当事務所までお越しいただくことなく、電話やメール、郵便のやりとりで解決に至っています。治療やお仕事等でご多忙な方、遠方にお住まいの方もお気軽にお問い合わせください。
◎弁護士が直接ヒアリング
無料相談時に、事務職員が被害者の方々から聴き取りを行う法律事務所もありますが、当事務所では最初の段階から弁護士が直接ご相談内容を伺います。
弁護士が直接ご相談内容をお聴きすることで、問題点を正確に把握し、早期解決に向けた迅速な対応を心掛けております。
交通事故の被害者本人やそのお身内の方々からのご相談は、全国対応で、何度でも無料でお受けしておりますので、ご不明点は弁護士山﨑賢一までお問い合わせください。