後遺症事例3
示談額 約327万円
高速道路上の渋滞で停車中に追突され、むちうち症となった事例 (後遺障害14級9号)
最終示談額
3,276,795円
最終取得金額
3,276,795円
傷害状況
頚椎捻挫
後遺症認定
後遺障害14級9号
治療期間
240日
(実通院日数102日)
解決方法
交渉による示談
交渉期間
5ヶ月
交渉のポイント
通院慰謝料(傷害慰謝料)、後遺障害慰謝料、後遺障害に伴う逸失利益
交通事故の概要
福岡県福岡市の高速道路上で前方が渋滞していたところ、停車中に、後続車に追突された交通事故事例です。
この交通事故で、被害者Pさん(60代・男性/自営業)は、むちうち症(頚椎捻挫)の傷害を負いました。
むちうち症とは、外部からの突発的な強い衝撃により、身体がムチを打ったかのようなS字の形にしなったときに起こる症状のことをいいます。
追突事故の被害者が負う傷害のほとんどは、むちうち症といっていいほど、追突による衝突で首や腰などに強い負荷がかかります。
被害者Pさんは、相手方保険会社(加害者側の任意保険会社)との交渉を避け、むちうち治療に専念したいと考えていました。
そこで、ご自身の任意保険で弁護士費用特約に加入していたこともあり、相手方保険会社から損害賠償の示談案を提示される前に弁護士に依頼しようと決め、交通事故に強い弁護士を探していたところ、ご友人からの紹介で、全国対応可能な当弁護士に依頼されることとなりました。
弁護士交渉〜介入から解決まで〜
【弁護士介入】
この交通事故で、むちうち症(頚椎捻挫)の傷害を負った被害者Pさんは、240日の治療期間中、実際に102日ほどの通院治療を行いました。
治療終了後、当弁護士から自賠責保険に後遺障害認定請求を行い(自賠責被害者請求)、その結果、局部に神経症状を残すものとして、後遺障害14級9号が認定されました。
追突事故の場合、被害者側に過失はなく、被害者Pさんに過失はありません。
したがって、相手方保険会社と示談交渉するうえで問題となったのは、通院慰謝料、後遺障害慰謝料、後遺障害に伴う逸失利益の3項目でした。
当弁護士は、相手方保険会社との示談交渉に際して、いずれも弁護士基準(裁判基準)による請求を行ったところ、全ての項目において満額回答となり、示談額は3,276,795円となりました。
後遺症認定請求を行ったため、交渉期間は5ヶ月と比較的長めとなりましたが、慰謝料、逸失利益ともに弁護士基準(裁判基準)での和解となり、大成功の事例です。
【示談成立・解決】
具体的な示談結果は以下のとおりです。
通院慰謝料…1,030,000円(裁判基準の満額)
後遺障害慰謝料…1,100,000円(14級。裁判基準の満額)
後遺障害に伴う逸失利益…1,146,795円(年収5,298,200円、喪失率5%、喪失期間5年。裁判基準の満額)
合計金額 3,276,795円
【弁護士から一言】
内容としては、ぴったり弁護士基準(裁判基準)の成功事例です。
なお、弁護士費用は全額、被害者Pさんが加入していた任意保険会社から支払われたため、被害者Pさんの負担金額はありませんでした。
◎全国対応!ご来所不要
本件のご依頼者は大阪府内にお住まいでしたが、一度も当事務所までお越しいただくことなく、電話やメール、郵便のやりとりで解決に至っています。治療やお仕事等でご多忙な方、遠方にお住まいの方もお気軽にお問い合わせください。
◎弁護士が直接ヒアリング
無料相談時に、事務職員が被害者の方々から聴き取りを行う法律事務所もありますが、当事務所では最初の段階から弁護士が直接ご相談内容を伺います。
弁護士が直接ご相談内容をお聴きすることで、問題点を正確に把握し、早期解決に向けた迅速な対応を心掛けております。
交通事故の被害者本人やそのお身内の方々からのご相談は、全国対応で、何度でも無料でお受けしておりますので、ご不明点は弁護士山﨑賢一までお問い合わせください。
◎弁護士費用は完全出来高報酬制
当弁護士の完全出来高報酬制は、着手金不要で、示談金が増額した分の一定割合だけが弁護士費用となる料金体系です。任意保険に弁護士費用特約を付けておらず、弁護士に支払う報酬によって費用倒れを心配されている方も安心してご利用いただけます。
※弁護士費用特約とは、交通事故の被害者となって弁護士に示談交渉を依頼した際の弁護士報酬等を保険会社が負担してくれる特約です。
万が一に備え、弁護士費用特約を任意保険に付加されることを強くお勧めします。