交通事故事例27

示談金増加額 約60万円

信号待ちで停車中にトラックに追突された交通事故事案(慰謝料2倍以上)

当初提示額

398,574

最終示談額

850,000

交渉後の増加額

451,426

傷害状況

頚椎捻挫・腰椎捻挫・肋軟骨骨折

後遺症認定

後遺障害なし

治療期間

4.8ヶ月

解決方法

交渉による示談

交渉期間

約1ヶ月間

交渉のポイント

傷害慰謝料

交通事故の概要

Tさん(45歳・男性/アルバイト社員)は、兵庫県内にて自動車を運転していたところ、交差点の信号待ちで停車中に、背後から後続のトラックに追突されてしまいました。

このような追突事故の場合、被害者には交通事故を回避することができません。
そのため、本件交通事故は、被害者Tさんに過失はまったく無く(過失割合0パーセント)、相手方トラック運転手の過失10割(過失割合100パーセント)の事案となります。

この交通事故により、被害者Tさんは、追突された衝撃で、首と腰が「むちうち状態」となり、頚椎捻挫(けいついねんざ)・腰椎捻挫(ようついねんざ)の傷害を負いました。
むちうち症の他、さらに肋軟骨(ろくなんこつ)を骨折しており、4.8ヶ月間の通院治療を経て、症状固定となり、ケガの治療を終了しました。

被害者Tさんの通院期間は6ヶ月に満たなかったため、後遺障害の認定は困難であり、自賠責保険へ後遺障害の認定請求は行いませんでした。したがって、後遺障害は認定されていません。

通院治療を経て症状固定後、被害者Tさんは相手方の任意保険会社との示談交渉に臨みました。
ところが、専門家ではない被害者がご自身で、保険会社と示談交渉を行うことは難しく、思うような結果を出せませんでした。

被害者Tさんはその結果に不満が残り、交通事故を専門的に扱う法律事務所を探し、弁護士への依頼を考えましたが、ご自身で加入している任意保険に「弁護士費用特約」を付けておらず、また、上記のとおり後遺障害の認定がないため、「基本報酬+回収額の一定割合」の料金体系を採用している弁護士には、費用面で依頼することができませんでした。
※交通事故の事案を取り扱う法律事務所の多くは、「基本報酬+回収額の一定割合」の料金体系を採用しています。

そこで、費用倒れの心配なく依頼できる弁護士を探したところ、弁護士費用の料金体系を「完全出来高報酬制」とする当弁護士のホームページを見つけ、無料相談を経て、ご依頼いただくこととなりました。

弁護士交渉〜介入から解決まで〜

【弁護士介入】
当弁護士が、被害者Tさんと相手方保険会社との交渉の結果を見ると、傷害慰謝料(別称、入通院慰謝料ともいいます)に問題があることが判明しました。
相手方保険会社から提示された傷害慰謝料の金額は、弁護士基準(裁判基準)に比べ、きわめて低額なものでした。

当弁護士は被害者Tさんより依頼を受けた後、直ちに、弁護士基準(裁判基準)により計算した金額で、相手方保険会社との交渉を開始しました。交渉の結果、約1ヶ月で合意し、示談成立となりました。

当弁護士による交渉の結果、傷害慰謝料は、以下のとおり増額となりました。

・保険会社提示額 398,574円(任意保険基準
・当弁護士請求額 1,020,000円(裁判基準の100%)
・最終的な合意額 850,000円(裁判基準の約84%) 

増加額 451,426円となりました。

【弁護士から一言】
結果として、被害者Tさんの傷害慰謝料は、弁護士基準(裁判基準)の約84%となりました。
当弁護士としては、弁護士基準(裁判基準)の90%での合意を狙っていたのですが、骨折の状況が比較的重くなかったので、このような示談結果となりました。
それでも、当初の提示額に比べ、451,426円の増額となり、2倍以上の金額となっています。

被害者Tさんはご加入の任意保険に弁護士費用特約を付加されていなかったため、費用倒れの心配が一切ない料金プラン「完全出来高制」にてご依頼いただきました。

当弁護士の完全出来高制は、着手金不要で、示談金が増額した分の一定割合だけが弁護士費用となる料金体系なので、後遺障害が認定されていないケースなど、弁護士に支払う報酬によって費用倒れを心配されている方も安心してご利用いただけます。

※弁護士費用特約とは、交通事故の被害者となって弁護士に示談交渉を依頼した際の弁護士報酬等を保険会社が負担してくれる特約です。万が一に備え、弁護士費用特約を任意保険に付加されることを強くお勧めします。

◎全国対応!ご来所不要
本件のご依頼者は兵庫県内にお住まいでしたが、一度も当事務所までお越しいただくことなく、電話やメール、郵便のやりとりで解決に至っています。治療やお仕事等でご多忙な方、遠方にお住まいの方もお気軽にご相談・ご依頼ください。

◎弁護士が直接ヒアリング
無料相談時に、事務職員が被害者の方々から聴き取りを行う法律事務所もありますが、当事務所では、問題点を正確に把握し、早期解決へと導けるよう心掛けているため、最初のご相談から弁護士が直接お話を伺っております
交通事故の被害者本人やそのお身内の方々からのご相談は、全国対応で、何度でも無料でお受けしておりますので、ご不明点は弁護士山﨑賢一までお問い合わせください。

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保険会社の書類にサインする前にぜひ一度
交通事故専門弁護士やまケン(山﨑賢一)にご相談ください。

※大変申し訳ございませんが、加害者側のご相談はお受けできません。



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ご相談・お問い合わせ後、必ずしもご依頼いただく必要はございません。

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担当の弁護士より、折り返しご連絡いたします( TEL: 03-5251-2300)。

弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)
弁護士 山﨑 賢一 (Kenichi Yamazaki)

【東京弁護士会所属 No.21102】弁護士歴35年。交通事故取扱開始から21年のキャリアの中で手掛けた案件のうち交通事故分野は9割超。2023年末で累計2,057件の解決件数があり、年間にほぼ100件以上の交通事故事案を解決に導いています(2024年1月現在)。示談金の増額がなければ弁護士費用は一切不要の「完全出来高報酬制」で交通事故被害者を全面サポート!全国対応、交通事故のご相談は何度でも無料です。